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電飾で白虎隊士鎮魂 飯盛山でLED発光 有志、23日から

 戊辰戦争時に白虎隊士が飯盛山で自刃した旧暦の八月二十三日に合わせ、会津若松市の有志が「TAMASHIZUME(たましずめ) 鎮魂祭」を市内の飯盛山で催す。再生可能エネルギーを活用してさざえ堂周辺をライトアップし、隊士がくぐり抜けてきた戸の口堰洞穴近くにLED(発光ダイオード)を使った鎮魂玉などを浮かべる。環境に配慮した優しい光で、百五十年前に古里を思って散った少年たちの霊を慰める。
 NPO法人環境保全会議あいづECA、飯盛山商店会、子ども向けのプログラミング教室などを開いているCoderDojo Aizu(コーダードージョー アイヅ)などでつくる実行委員会の主催。二十三日から二十五日まで。主な日程は【下記】の通り。さざえ堂を建物内外から照らし、LED鎮魂玉に先人の供養や平和への祈りを込める。初日は白虎隊士の霊像を祭るさざえ堂近くの宇賀神堂で慰霊神事を行う。マイクロ小水力発電機で発電した電気を電気自動車に蓄電する仕組みを活用して、鎮魂祭で使う電源のほとんどを賄う。
 実行委によると、白虎隊自刃の日に合わせた慰霊の行事は初めて。戊辰戦争百五十周年を契機に鶴ケ城での灯籠流しに携わっていた環境保全会議ECAが中心となって準備し、飯盛山商店会が加わった。
 実行委員長でECA会長の佐々木篤信さん(72)は「少年たちが命を絶った百五十年前に思いをはせ、自分たちが進む道を考える契機にしてほしい。地域活性化につながる慰霊祭にしたい」と意気込む。飯盛山商店会長の飯盛正徳さん(58)は「節目の年に『八月二十三日』に焦点を当てた催しを開けるのは意義深い。広くPRしたい」と話している。
 鎮魂祭に関する問い合わせは実行委事務局(トライアングル内の熊田博さん) 電話0242(24)5694へ。

【TAMASHIZUME鎮魂祭】
◆23日
午後3時    白虎隊士命日慰霊神事(宇賀神堂)
午後3時30分 若松第二幼稚園児による白虎隊剣舞奉納(さざえ堂前)
午後4時    開会あいさつ(同)
◆23~25日
午後6時    鎮魂(たましずめ)ライブ(さざえ堂前)
午後6時30分 さざえ堂ライトアップ
        LED鎮魂玉の投入(戸の口堰洞穴近く)

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準備を進める佐々木さん(右)と飯盛さん。後方はライトアップされるさざえ堂
準備を進める佐々木さん(右)と飯盛さん。後方はライトアップされるさざえ堂

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