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推移予測システム開発へ 農林水産物や土壌のセシウム濃度

 日本原子力研究開発機構(JAEA)は、東京電力福島第一原発事故による帰還困難区域を含む県内各地の淡水魚に含まれる放射性セシウム濃度や、土壌に沈着した放射性セシウム量の推移を予測するシステムを二〇一八(平成三十)年度内に開発し、ネットで公開する。地場の魚や山菜類、居住地の放射性物質に関する将来予測が可能となる。九日発表した。
 予測システムに魚種や生息域を入力すると、現在の放射性セシウム濃度の数値や将来の予測値を算出できる。JAEAは魚などに含まれる放射性セシウム濃度の実測値と予測値に差がないかを検証した上で公開する。第一弾はヤマメを予定しており、魚種は順次増やす。キノコや山菜などにも対象を広げる。
 土壌に沈着したセシウムは分布状況を地図上に表示する。百メートル四方に放射性セシウムがどの程度存在するかや予測される空間放射線量を表示する見込み。改良を重ね、いずれは降雨による放射性セシウムの移動や除染後の低減率、住み続けた場合の被ばく量も推計できるようにする考えだ。

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