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朝河博士のルーツ探訪 没後70年でバスツアー

 二本松市出身の歴史学者朝河貫一博士ゆかりの地を巡る「朝河への道を辿(たど)るバスツアー」は十日、開かれ、本県が生んだ偉人のルーツや業績などについて理解を深めた。朝河博士没後七十年顕彰事業の一環として福島民報社が主催。朝河貫一博士顕彰協会、県立図書館、福島テレビの協力で実施した。
 朝河家の墓所がある二本松市や、幼少期を過ごした福島市立子山を中心に巡った。二本松市では市民交流センターで開かれている企画展「朝河への道パネル展」も見学した。
 福島市立子山では博士が四歳の頃に書いたとされる落書きが残る天正寺を訪問し、博士の父正澄が初代校長を務めた立子山小を訪れた。同校では稲川竜寿校長から、現在でも校長室には正澄の写真以外、歴代校長の写真は掲げられていないことなどの説明を受けた。
 ツアー最後は県立図書館で開催中の「朝河貫一没後七十年記念展」を見学した。博士を研究し、記念展監修を担当した甚野尚志早稲田大文学学術院教授(福島市出身)が展示物について解説。博士について、論文などは主に英語で出版していたため、日本国内での評価は低かったが、欧米では高い評価を受けていたことなどを紹介した。
 郡山市から参加した相楽義晴さん(62)、祐子さん(62)夫婦は「偉大な人物を詳しく知りたくて申し込んだ。多くのことを学べて楽しかった」と話していた。
 福島民報社の芳見弘一専務・編集主幹と花見政行常務が同行した。

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朝河家墓所を訪れたツアー一行
朝河家墓所を訪れたツアー一行
県立図書館で開催中の記念展展示物を解説する甚野教授(左)
県立図書館で開催中の記念展展示物を解説する甚野教授(左)

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