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かき氷を楽しもう(8月15日)

 猛暑は八月中旬に入っても続き、体が悲鳴を上げる。かき氷が無性に欲しくなる。喫茶室がある福島市の茶舗は宇治抹茶、ほうじ茶の味を生かす。スプーンで口に含むだけで身も心も安らぐ。
 夏祭りや観光地の売店、飲食店に「氷」の旗が揺れる。イチゴやメロン、練乳は誰にでも好まれる。豪華な商品を献立に並べる店も出てきた。都内にあるホテルのレストランは生ウニ、アスパラガスのアイスクリームをのせる。氷は昆布だしが効く。税別四千三百円で味わえる。コース料理の一つになっても、おかしくない。
 冷たい一品を食べて熱中症を防ごうという活動がある。日本かき氷協会は日本気象協会が進める「熱中症ゼロへ」に協力する。適度な水と塩が大切とされる。程よい甘さの水分は体に吸収されやすい。一杯二百cc前後を目安に0・1から0・2%の塩分を含ませる-と説く。ひとつまみが、ちょうどいい量になる。
 塩を隠し味にした粒あん、肉料理に使われる塩レモン…。これらを使って、ひと工夫すれば、家庭で作るかき氷もホテルに負けない。熱中症をはね返す、おいしい味方にもなる。あれこれ試して、わが家だけの逸品を楽しもう。

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