あぶくま抄・論説

あぶくま抄

  • Check

信夫山の魅力発信(8月20日)

 福島市の信夫山の魅力発信に、新しいご当地キャラクターが一役買う。「山伏ももりん」と名付けられた。四年前に誕生した「わらじい」とともに、絵はがきやクリアファイルに描かれた。中腹に立つガイドセンターで七月から販売している。
 山伏ももりんは見た目通り、福島市のマスコットももりんに山伏の格好をさせた。かつて山伏の修験[しゅげん]場だった歴史にちなむ。わらじいは、山が舞台となる「わらじまつり」の大わらじを模した。九月には入り口に二体の人形を置く。
 ガイドセンターは開館から二年四カ月がたち、県内外から約二万一千人が訪れた。運営するNPO法人ストリートふくしまは、まだまだ来場者が少ないとみる。市外の人に比べて、市民の利用が伸び悩んでいる印象がある。担当者は「幅広い世代が気軽に出掛けて、山に親しむ場にしたい」との思いを抱く。
 里山が市街地の真ん中にあるのは全国的に珍しい。山の中を通る道は起伏に富み、散策やジョギングに適している。木々の間から吹き抜ける風が心地よい。秋は紅葉が美しい。ガイドセンターに立ち寄ってみよう。二つのキャラクターが迎えてくれる。身近に楽しめる場所が一つ増える。

カテゴリー:あぶくま抄

あぶくま抄

>>一覧