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新幹線またぐ巨大橋 相馬福島道路「桑折高架橋」 東北初の工事始まる

 東北中央自動車道相馬福島道路の「桑折高架橋(仮称)」を東北新幹線の線路の上に架ける工事が二十七日、桑折町の現場で始まった。国土交通省福島河川国道事務所によると、高速道路が在来線と新幹線の上を通って建設されるのは東北地方で初めてという。
 「送り出し架設工法」という手法で、高架橋東側の足場で造ったコンクリート製の橋本体と仮の橋を前方の西側へスライドさせ、線路をまたいで橋脚の上に到達させる。
 工事は東北新幹線の運行が終わった深夜の二十七日午前零時ごろに始まった。作業員約八十人がジャッキを使って長さ約七十五メートル、重さ約六百トンの仮の橋と橋の本体を少しずつ押し出していった。傾きなどを慎重にチェックしながら、一分間に約一メートルずつ送り出し、午前二時半ごろの作業終了までに全体で約六十メートル動かした。二十八、二十九の両日で橋本体がつながる。
 桑折高架橋は桑折町内を通る相馬福島道路二キロのうち一・二キロ。福島北ジャンクション(JCT、仮称)と国道四号インターチェンジ(IC、仮称)の間に設置される。全長四五・九キロの相馬福島道路で最長の高架橋となる。二〇一九年度内に完成する予定。工事を見た高橋宣博町長(61)は「高架橋は町活性化につながる懸け橋。開通する日を心待ちにしている」と話した。

カテゴリー:今日の撮れたて

東北新幹線をまたぎ仮の橋が架けられた相馬福島道路の桑折高架橋。今後は橋桁本体(左上)が設置される=27日午前2時30分ごろ(パノラマ合成)
東北新幹線をまたぎ仮の橋が架けられた相馬福島道路の桑折高架橋。今後は橋桁本体(左上)が設置される=27日午前2時30分ごろ(パノラマ合成)

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