県内ニュース

主要

  • Check

特許出願300件超 昨年県内、震災後増加傾向

 県内の特許出願件数が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、増加傾向にあり、二〇一七(平成二十九)年は三百件を超え、三百七件となった。特許など知的財産(知財)全般の申請相談業務などを担う県発明協会は「震災後、企業活動が勢いを取り戻し、知財への関心が高まっている」と分析している。ただ、中小企業の特許出願状況は全国に比べて低調なままで、社内の研究・開発の成果をいかに社業発展に結び付けるかが課題となっている。
 震災が起きた二〇一一年から二〇一七年までの県内の特許出願件数は【グラフ】の通り。二〇一六年までは二百件台後半で推移してきたが、二〇一七年は前年を二十五件上回った。東北六県では宮城県の六百八十七件に次いで二番目で、山形県二百六十一件、青森県百四十件、岩手県百三十七件、秋田県百十六件と続いている。
 県発明協会が実施している知財総合支援窓口の取扱件数も年々増え、二〇一七年度は前年度より二百九十六件多い千八百四十二件となった。
 一方、特許庁のまとめでは、県内の中小企業数の全体に占める特許を出願した企業割合は二〇一七年に0・115%で、全国平均の0・3%の半分以下にとどまっている。

カテゴリー:主要

主要

>>一覧