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復興五輪へ機運上昇 ソフト6試合、複数日

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピック組織委員会が福島市の県営あづま球場で行うソフトボール競技の試合数を一試合から六試合に増やすと発表した十二日、県内の関係者は喜びに沸いた。二年後に迫った本番に向け、準備を加速させていく決意を新たにした。
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の発表を受け、県オリンピック・パラリンピック推進室の佐藤隆広室長は「試合数増により、県民がスポーツに触れる機会が増える」と歓迎した。その上で「大会が成功するようソフト、ハード両面の整備をしっかりと進めていきたい」と意気込む。
 県は十一月から福島市の県営あづま球場の改修工事を進める。国内外から訪れる観光客の案内などを担う「都市ボランティア」の募集を今秋にも始め、魅力ある文化や食を伝える態勢を強化する。
 都市ボランティアは観光案内と交通誘導の二種類で、延べ千人規模が必要とみている。福島市を中心に県内の主要駅や施設に配置する方針だ。
 開催地となる福島市の木幡浩市長は「復興五輪としての色合いがより強まり、国内外の多くの人が福島市に訪れることにつながる」とコメントした。「市民の観戦できる機会が増え、五輪の機運が一層盛り上がる。福島市を訪れる皆さまが気持ちよくプレー、観戦できるよう、おもてなし態勢の準備を一段と加速させる」と誓った。

■関係団体連携し運営をサポート

 県ソフトボール協会の長沢初男会長(南相馬市鹿島区)は「試合数から見て複数日の開催になるとみられ、県外からの来客も多くなるだろう。地域が活性化し、ぜひ復興の後押しになる五輪になってほしい」と期待を寄せた。県ソフトボール協会は六月に開催された国際親善試合の日米対抗ソフトの日本戦の試合運営などに携わった。長沢会長は「日米対抗ソフトで得た教訓を五輪運営のサポートでも役立てたい」と話した。
 県野球団体協議会長の松本壹雄(かずお)JABA県野球協会長(相馬市)は「野球、ソフトボール一丸となって盛り上げ、『復興五輪』の成功に向けて力を合わせたい」と語った。
 県野球団体協議会は東京五輪の機運の盛り上げや競技振興を目指し、JABA県野球協会や県野球連盟など県内の九団体が連携して昨年五月に発足した。球場改修の要望活動を展開している。

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2020年東京五輪で野球・ソフトボール競技会場となる福島市の県営あづま球場=6月22日撮影
2020年東京五輪で野球・ソフトボール競技会場となる福島市の県営あづま球場=6月22日撮影

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