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成層圏で撮影成功 塙工高生 風船上げカメラ回収

 塙工高電子科三年生四人が、カメラ付き風船を高度二万メートル付近まで上げて地球や宇宙を撮影、回収することに成功した。高校生による撮影の成功は県内初。十三日、同校が発表した。

 実験のメンバーは森冬哉さん、鈴木敦也さん、藤田龍希さん、吉田創さんの四人。同校の課題研究として今年五月から準備を進め、九月二日朝に会津美里町から風船を打ち上げた。風船は順調に成層圏まで上がり破裂、約二時間後にパラシュートで地上に落下した。九日に郡山市熱海町石筵の山中でカメラを回収した。
 風船は、気象庁などが使用している気象観測用のものを活用した。成層圏での気球飛行などを研究している山梨大工学部の美濃英俊教授が実験に協力した。美濃教授が開発した衛星利用測位システム(GPS)追跡装置を風船に取り付け、カメラ回収に役立てた。
 四人は、風船での宇宙撮影の第一人者・岩谷圭介さん(郡山市・岩谷技研社長)がホームページで公開している情報などを研究し、成功に結び付けた。校内でパラシュートの降下実験を繰り返し、安全面も確かめた。班長の森さんは「地球と宇宙を撮影できて感動した。最高の経験になった」と胸を張った。


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実験機材を手に成功を喜ぶ(左から)森さん、藤田さん、鈴木さん、吉田さん
実験機材を手に成功を喜ぶ(左から)森さん、藤田さん、鈴木さん、吉田さん
塙工高生が宇宙まで打ち上げた風船から撮影した地球。白い物体は割れた風船
塙工高生が宇宙まで打ち上げた風船から撮影した地球。白い物体は割れた風船

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