県内ニュース

主要

  • Check

共有ワークスペース南相馬市が10月開設

 子育て中で働きたくても働けない女性の就業を支援しようと、南相馬市は十月上旬、市内原町区栄町に子どもの遊び場付き共有ワーキングスペースを開所する。子どもが遊ぶ様子を見ながら一人で仕事ができる環境を整えるほか、文書作成や翻訳、アプリ制作などビジネススキルを学ぶ講座も開く。無料で何度でも利用が可能で、子育てを応援し女性の起業や再就職につなげる。

 施設の名称は「マチ・ヒト・シゴトの結び場 NARU(なる)」。国の地方創生推進交付金を活用し、市が木造二階建ての空き店舗を改修して整備している。実際に使うのは一階部分の約百七十平方メートルで、仕事用の共有スペースや子どもの遊び場、カフェスペースなどを設ける。一度に最大約四十人が利用できる。仕事でパソコンを使う人のため、無線LAN通信「Wi−Fi(ワイファイ)」や電源、プリンターなどを完備する。
 初回に登録すれば何度でも無料で施設を利用できる。東京の情報サイト運営会社に業務委託し、文書作成や翻訳、アプリ制作などビジネススキルを高める講座を無料で開講し、起業や就職を手助けする。手作り雑貨や写真など幅広い分野の専門家を招いた教室も開く。
 市の委託を受けた小高ワーカーズベース(南相馬市小高区)が施設を運営する。和田智行社長(41)は「働きたくても子育てなどの事情で今は働けない人が、新たな働き方を見つける場にしたい」と意気込んでいる。
 県によると、県内の自治体が子どもの遊び場を併設した共有ワーキングスペースを整備するのは珍しいという。
 開館時間は火〜金曜日が午前十時から午後八時まで、土・日曜日、祝日が午前十時から午後五時まで。月曜定休。住所は南相馬市原町区栄町三丁目二四で旭公園の隣。JR常磐線原ノ町駅から徒歩八分。利用の問い合わせは南相馬市商工労政課雇用対策係 電話0244(24)5346へ。

カテゴリー:主要

共有ワーキングスペース施設内の完成イメージ。左側が仕事場、右側が子どもの遊び場となる
共有ワーキングスペース施設内の完成イメージ。左側が仕事場、右側が子どもの遊び場となる

主要

>>一覧