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郡山産米うどんに 奈良で来月発売

 郡山市のブランド米「あさか舞」を原材料にしたうどんが商品化され、采女(うねめ)伝説の縁で姉妹都市関係にある奈良市で十月一日に発売される。あさか舞の加工品が県外店舗で常時販売されるのは初めて。JA福島さくらと郡山市は、東京電力福島第一原発事故に伴う県産農産物の関西地方での風評払拭(ふっしょく)に活用する。あさか舞の販路拡大にもつなげる。

 JA福島さくらが製粉した米粉を使い、奈良市でレストランや土産店業などを展開している「菊一文珠四郎包永」が地元の食文化団体と協力して開発した。小麦粉に良質な米粉を混ぜることで、強いこしが生まれる。パッケージには「あさか舞」のシールを貼り、名前をPRする。うどん人気が高い奈良市内の土産店やレストランなどで販売する。二食入りで七百八十円(税込み)。
 商品販売を契機に、JA福島さくらは関西圏の店舗とのパイプを強め、取扱量の増加を目指す。県内での販売も検討している。
 郡山、奈良両市が一九七一(昭和四十六)年八月に姉妹都市となって以来の人的交流の中から新商品は生まれた。商品開発は菊一文珠四郎包永社長の柳沢育代さん(50)が発案した。柳沢さんは青年会議所やロータリークラブを通して郡山市側と交流しており、「うどんを通じてあさか舞の良さを多くの人に知ってもらい、食用米としても食べてほしい」と話している。

 奈良市で開かれている采女祭に参加するため同市を訪問している品川萬里郡山市長、JA福島さくらの結城政美組合長は二十四日、柳沢さんらとともに試食会に臨み、味に太鼓判を押した。結城組合長は「本県農産物の安全性を理解して使ってくれるのがうれしい」と感謝していた。


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あさか舞を使用したうどんを手にする柳沢さん(右)と結城組合長
あさか舞を使用したうどんを手にする柳沢さん(右)と結城組合長

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