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福島信金HP改ざん 不正サイト誘導 被害確認されず

 福島信用金庫(本部・福島市)のホームページ(HP)が不正アクセスで改ざんされた。閲覧者に現金の振り込みなどを要求するとみられる電話を促す内容で、同信金は一日、福島署に相談した。金融機関の信頼感を逆手に取り詐欺につなげる悪質な手口で、県警本部生活環境課は不正アクセス禁止法違反容疑で捜査している。県警によると、金融機関のHPを書き換える不正アクセスが県内で確認されたのは初めて。全国的にも例がないという。
 ホームページは既に修復された。福島信金によると、現金を振り込むなどの被害は現時点で確認されていない。
 改ざんされたHPは、「店舗一覧」「ふくしんこども応援賞」の項目を開こうとすると別のサイトに飛び、「システムが古くなり破損していることが検出されました」と表示される。修復のために不正なソフトをダウンロードするよう指示が表示される。実行すると、対処法としてフリーダイヤルに電話するよう指示されるという。電話をした場合、現金を振り込ませたりカード情報を聞き出したりするなどの詐欺につながる可能性がある。
 二十六日午前、HPのサーバーを管理しているしんきん情報システムセンター(東京)から連絡があり発覚した。HP作成は県内の民間会社に委託しており、民間会社が不正アクセスを受けた模様だ。
 同信金は「お客さまにご迷惑を掛けないようセキュリティーをより厳格にする」としている。第三者機関に被害状況の検証を依頼した上で原因を明らかにし、安全性向上策を検討する。不正アクセス発生をHPで公表し、被害の恐れがある場合は警察に相談するよう呼び掛けている。
 しんきん情報システムセンターは全国約二百の信用金庫にHP用サーバーを貸し出しているが、同様の事例は過去にも確認されていないという。

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