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民報スポーツ大賞 桃田選手(富岡高卒)表彰

 世界バドミントン選手権大会(七月三十日~八月五日、中国・南京)で日本勢初の男子シングルス優勝を果たした桃田賢斗選手(24)=NTT東日本、富岡高卒=への福島民報スポーツ大賞の贈呈式は四日、東京都新宿区のハイアットリージェンシー東京で行われた。

 福島民報社の高橋雅行社長が表彰状と元日展理事長で文化功労者の橋本堅太郎氏(二本松市名誉市民)制作のレリーフ「森の妖精」、賞金を桃田選手に手渡し、「国際大会で活躍を続け、世界ランキング一位になった。目覚ましい活躍で県民を勇気づけてくれている」とたたえた。須佐喜夫県体協会長、県バドミントン協会の吉田邦男会長、橋本遊二理事長が祝辞を述べた。
 桃田選手は「プレーだけでなく、人としても成長できるようにこれからも頑張りたい」と飛躍を誓った。NTT東日本バドミントン部の須賀隆弘総監督兼男子監督が県民らの支援に謝意を示した。
 NTT東日本から亀崎康隆労務厚生部門長(スポーツ推進室長)、山口圭介福島支店長が出席した。
 桃田選手は五輪、世界選手権を通じて日本男子初の金メダルを手にし、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す県民に勇気と感動を届けた。さらに二〇二〇年東京五輪に向けた県内の機運醸成にも貢献した。
 福島民報スポーツ大賞は国内外の主要な大会で活躍した選手、団体、指導者を対象にしている。これまでに二〇〇四年アテネ五輪の自転車トラック男子チームスプリントで銀メダルを獲得した伏見俊昭選手(白河実高出身)、二〇一六年の軽飛行機の世界最高峰レース「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」第三戦で日本人初優勝を遂げた室屋義秀選手(福島市在住)に贈呈した。桃田選手は三人目。

◆ももた・けんと
 香川県三豊市(旧三野町)出身。親元を離れ、中高連携でスポーツ強化に取り組む双葉地区教育構想の拠点となった富岡一中、富岡高で学んだ。富岡高1年の時に東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に遭い、猪苗代町に活動拠点を移した。全国中学体育大会、全国高校総体などで数々の全国大会で優勝。高校卒業後、NTT東日本に入社。日本A代表として数多くの国際大会に遠征。世界選手権初優勝、ジャパン・オープン初優勝を経て9月27日発表の世界ランキングで初めて1位になった。

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高橋社長から福島民報スポーツ大賞のレリーフを受ける桃田選手(左)
高橋社長から福島民報スポーツ大賞のレリーフを受ける桃田選手(左)

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