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関心盛り上げに全力 各候補、後半戦へ支持固め 2018ふくしま知事選

 任期満了に伴う知事選は十九日で折り返しを迎えた。立候補した四人は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興、人口減少や地方創生など山積する課題解決に向けた政策を掲げ、浸透を図っている。だが、関係者からは「有権者の関心はまだ低い」との声が上がる。各候補者は後半戦で選挙ムードを盛り上げ、支持拡大と無党派層の掘り起こしを目指す。

 立候補者四人は十八日、県内各地で有権者に政策をアピールした。
 再選を目指す内堀雅雄候補は福島市から本宮市に選挙カーを走らせた。集まった有権者と車を降りる度に握手を交わし、支持を求めた。
 前半戦は五十九市町村を一巡し、四十カ所以上で街頭演説した。四年間の実績や今後の県政運営方針を訴え、有権者の反応に手応えを感じている。選対本部は投票率を前回、前々回の中間程度の44%と想定、目標得票数は前回を約十一万票上回る六十万票に掲げる。
 ただ、選対関係者は有権者の関心が高まっていないと現状を分析し、投票率低下を懸念する。選対幹部の一人は「低投票率での当選では、国などへの知事の発言力に影響が出かねない」とし、選挙戦の盛り上げに努める。
 後半戦は支援政党や約六百の推薦団体などを通じ、積極的な期日前投票を促すなどして組織票を固める考えだ。街頭での訴えを強め、浮動票の取り込みにも力を入れる。
 新人の町田和史候補は選挙カーで浪江町から浜通りを北上した。福島市の選挙事務所ではスタッフらが支援を呼び掛ける法定はがきの発送に追われた。
 前半戦は大票田の都市部を中心に回り、数十人規模の対話集会を十回程度開いた。選対本部は有権者の県政刷新に向けた期待を感じる一方、無党派層への浸透が鍵とみている。投票率は前回を若干下回る45%弱と予測するが、現在の県政運営に疑問を持つ有権者の関心を引き付け、50%以上に高めたいとしている。
 目標得票数は予想投票者数の過半数に当たる四十万票とした。選対幹部の一人は「争点が明確になり、古里の将来について考える県民が増えれば、投票率は上がる」との見方を示す。
 後半戦は都市部を中心に巡り、街頭対話集会を積極的に展開する。支持者らが県内各地で投票を呼び掛ける運動にも力を入れる。
 新人の金山屯候補は福島市のJR福島駅前でマイクを握った。現在までの選挙戦で有権者の反応は薄いとみており、投票率は前回を下回ると予想する。目標得票数は掲げないが、若年層の支持を重視し、政策の浸透に努める。
 新人の高橋翔候補は葛尾村の選挙事務所でインターネットの動画配信により支持を呼び掛けた。選挙戦への関心は高まっていないとし、投票率は40~45%程度とみる。ネットを使う若い世代の投票率を底上げし、十万票獲得を目指す。
 二〇一四(平成二十六)年の前回知事選は過去最多の新人六人が争ったが、投票率は過去二番目に低い45・85%にとどまった。過去最低の投票率となった二〇一〇年の前々回の42・42%に比べるとやや上向いたものの、投票率は低下傾向が続いている。

 ◇知事選立候補者
(届け出順、敬称略)
内堀 雅雄 54 無現
金山 屯  78 無新
高橋 翔  30 無新
町田 和史 42 無新

カテゴリー:主要 , 福島県知事選

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