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故古関裕而さんの野球殿堂入り応援 11月「実現する会」設立

 プロ野球球団の応援歌などを数多く手掛けた福島市出身の作曲家、故古関裕而さんの野球殿堂入りを目指す組織の発起人会が十九日に発足した。構成する福島市、福島商工会議所、福島商高同窓会、福島民報社が今後、県内外の関係団体に呼び掛け、十一月一日に「古関裕而氏の野球殿堂入りを実現する会」を設立する。同月上旬、野球殿堂博物館に推薦書の提出を目指す。

 発起人会は市役所で開かれ、木幡浩福島市長、渡辺博美福島商工会議所会頭、引地洲夫(くにお)福島商高同窓会長、高橋雅行福島民報社長が出席した。
 木幡市長は八月、古関さんの野球殿堂入りを提唱している慶応大名誉教授、池井優さん(横浜市)の講演内容が福島民報に掲載されたことが発起人会設立につながったと経緯を説明。「実現に向け活動の輪を広げていきたい」とあいさつした。
 渡辺会頭は「(古関さんの殿堂入りは)福島の希望につながる」と歓迎した。福島商工会議所青年部と市が古関さんと妻の故金子(きんこ)さんを主人公にしたNHK朝の連続テレビ小説放映を目指しているのを踏まえ、古関さんの功績をより広める必要性を訴えた。
 古関さんの母校、福島商高の引地同窓会長は、県内をはじめ全国の多くの学校の校歌を作曲したことを指摘しながら「より多くの若い人たちに古関さんを知ってもらいたい」と強調した。
 全国高校野球選手権大会歌「栄冠は君に輝く」は七十年間歌い継がれ、今年の第百回記念大会でも大きな話題となった。大学野球の早稲田、慶応、プロ野球の巨人、阪神などの応援歌を作り、野球界の発展に寄与した。
 池井さんは福島民報社のインタビューで、古関さん作曲の応援歌が何十年も歌い継がれている点を挙げ「野球殿堂入りにふさわしい。オールふくしまで実現してほしい」と提案した。
 長男の古関正裕さん(72)は「運動が苦手だった父が聞いたら、苦笑いしているのではないか。野球に関係する歌に縁が深かった父なので、きっと喜んでいると思う」とコメントした。

―古関さんが作曲した主な野球関連の曲―

▼全国高校野球選手権大会歌「栄冠は君に輝く」
▼早稲田大応援歌「紺碧の空」
▼慶応大応援歌「我ぞ覇者」
▼早慶讃歌「花の早慶戦」
▼中央大応援歌「ああ中央の若き日に」
▼明治大応援歌「紫紺の旗の下に」
▼日本大応援歌「水の覇者日大」
▼阪神タイガースの歌「六甲おろし」
▼巨人軍の歌「闘魂こめて」
▼中日ドラゴンズの歌「ドラゴンズの歌」

■11月21日講演会
 発起人会は11月21日午後1時30分から池井さんを招いた講演会を福島市の民報ビルで開く。池井さんと関係者とのトークセッションなども予定している。
 聴講無料。郵便番号、住所、氏名、電話番号(複数での申し込みは代表者の連絡先と全員の住所、氏名)を記し、はがき、ファクス、メールのいずれかで申し込む。はがきは郵便番号960-8602 福島市太田町13の17 福島民報社地域交流局へ。ファクスは024(531)4117。メールはchiiki@fukushima-minpo.co.jp 問い合わせは、電話024(531)4145。平日の午前10時から午後5時まで受け付ける(電話での聴講申し込みは不可)。

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故古関裕而さんの野球殿堂入りを目指して発足した発起人会
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