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100年ぶり慰霊祭 二本松 戊辰150年

 戊辰戦争の犠牲者の霊を慰めたい-。二本松市戊辰百五十年事業実行委員会は三日、市民会館で東軍(旧幕府軍)、西軍(新政府軍)を問わず亡くなった人の慰霊祭を百年ぶりに催した。二本松少年隊も犠牲となった地。安達高と安達東高の生徒が歌をささげ、歴史を語り継ぐと誓った。参列者は平和を祈り、さらなる交流を願った。

 「あなたの命も私の命も 決して奪われるためにあるのではないということ」。安達、安達東両高の音楽部員十六人は古里を守るため若い命を散らした二本松少年隊をはじめ犠牲者全てへの思いを歌詞に乗せ、平和を願うハーモニーを響かせた。
 二本松の戦いでは部員と年代が近い多くの少年が戦場に出た。両校の生徒はこうした歴史を踏まえて自分たちで歌を選び、本番に臨んだ。
 一曲目の「あなたはどこに」は安達高生が選曲した。部長の高橋暖(ほのか)さん(二年)は「自分が生まれた二本松の歴史に関心がある。今後も少年隊の悲劇などを後世に伝える活動に積極的に関わりたい」と語った。
 二曲目の「瑠璃色の地球」は安達東高生が選んだ。「争って傷つけあったり人は弱いものね。だけど愛する力もきっとあるはず」の歌詞に平和を求める心を乗せた。
 部長の渡辺ゆりあさん(三年)は「二本松で起きた戊辰戦争の史実を見つめ直し、たくさんの人に知ってほしい。未来へ語り継いでいきたい」と言葉に力を込めた。

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歴史を語り継ぐ思いを込めて合唱する高校生
歴史を語り継ぐ思いを込めて合唱する高校生

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