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地方の観光創造議論 全国商議所振興大会

 全国商工会議所観光振興大会は二日目の六日、会津若松市内の三会場で五つの分科会を開き、地方都市の観光創造の在り方を議論した。會津風雅堂での第三分科会では、赤坂憲雄県立博物館長の司会で俳優の紺野美沙子さん、会津松平家十四代当主の松平保久さん、会津会会長の柳沢秀夫さんが「歴史資源を生かした観光地づくり」のテーマで活発に意見を交わした。
 紺野さんは会津の資源として野口英世博士、白虎隊、什の掟(じゅうのおきて)を挙げ、「強く印象付ければ観光する人が増える」と指摘。白虎隊をイメージしたカフェ開設などを提案した。
 柳沢さんは「歴史資源を時代の呪縛から解き放つべき」と述べ、柔軟に思考すれば起伏に富んだ歴史を誘客に結び付けられるとした。
 松平さんは、京都のまちづくりは歴史の骨子を変えず生かしていると紹介し、「時代に迎合するのではなく、フィットして会津の魅力をアピールする必要がある」と説いた。
 赤坂館長は、歴史は立ち位置で見え方が変わるとし、「一つの歴史観を観光客に押し付けるのを超えていかなければならないと皆さんが思い始めている」との認識を示した。
 分科会は初日の基調講演とパネルディスカッションの成果を深める目的で、市文化センターで第一、第四分科会、ベル・ルクスで第二、第五分科会を開いた。
 終了後、会津の仏教文化などに触れる一泊二日の四コースと、会津若松市の七日町通りなどを巡る日帰りの五コースで視察研修を繰り広げた。
 大会は七日に閉幕する。

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歴史資源の活用について議論する(左から)紺野さん、松平さん、柳沢さん
歴史資源の活用について議論する(左から)紺野さん、松平さん、柳沢さん

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