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県警と自衛隊大会支える ふくしま駅伝号砲まで10日

 第30回の節目を迎える市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)は18日の号砲まであと10日に迫った。公道などを走るランナー、沿道の応援者らの安全確保や円滑な大会運営に毎年協力しているのが県警や自衛隊だ。16区間、95キロにわたるタスキリレーを関係機関、協力団体が連携して支える。

■県警
 大会開催に伴う交通規制、選手通過の際の信号機の操作、レースの先導などを担っている。警察官の平均的な動員規模は約350人。白河、須賀川、郡山、郡山北、福島の各一線署の署員をはじめ、交通関係部署の担当者が尽力している。
 選手らの安全を守る白バイ、パトカーは精鋭ぞろいだ。先頭集団から後方集団まで選手が走っている間隔はレース展開によってさまざま。独走状態のレースや集団で競り合う展開、中継所での繰り上げスタートの実施などによって位置取りは刻々と変化する。無線で緊密に連絡を取り合い、臨機応変に臨んでいる。
 東日本大震災の影響や幹線道路の整備に伴いコース変更が生じた際は事前に現地確認を重ね、安全な走路の設定に気を配ってきた。沿道の応援では路上にはみ出すと選手や車両と接触する懸念があり、先導の白バイ隊などが注意喚起している。
 県警本部交通規制課の小幡尚一補佐は「毎年、綿密な計画を立てて対応し、各署も管内の事故防止に細心の注意を払っている」と述べ、安全運転への協力、応援マナーの徹底を呼び掛けている。

■自衛隊
 自衛隊からふくしま駅伝に出場している選手は過去29回で延べ1444人に上る。1回当たり平均49・7人がタスキをつなぐ。駐屯地がある福島市、郡山市だけでなく、出身地からの「ふるさと選手」として各市町村にエントリーされている。
 自衛隊は名ランナーの円谷幸吉さんの名前が冠にされた「円谷駅伝」も開いており、隊員の資質も高い。自衛隊福島地方協力本部募集課の森口大進広報室長は「隊員が市町村の代表として、古里を盛り上げることは素晴らしい」と語る。
 ふくしま駅伝の協力として主に担当しているのは、競技中、区間ごとに配置される審判員らを中継所に運ぶこと、そして選手の着替えなどの荷物を搬送すること。また、開会式の伴奏などでも盛り上げてきた。
 福島、郡山両駐屯地で万全の準備を進めて臨んでいる。チーム数が多い駅伝のため、車両での搬送は正確さが問われる。森口室長は「隊員は異動があるため毎年、経験者が詳しく指導・助言し、次年度につながるようにしている」と継続性を強調している。

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