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原発排気筒撤去作業手順を確認 東電、広野で実験公開

 東京電力は十九日、福島第一原発1、2号機共用の排気筒(高さ約百二十メートル)の一部撤去に向け、広野町で行っている模擬の排気筒を使った実証試験を報道陣に公開した。早ければ来年二月末に解体を始め、来年夏の作業完了を目指す。
 1、2号機共用の排気筒は支柱部分に破断が見つかり、大きな地震で倒れる恐れがある。東電は建設関連業のエイブル(本社・大熊町)に委託し、排気筒の高さ六十メートルより上の部分の早期解体を目指している。解体に先立ち、広野町のエイブルの工場で作業手順を確認している。
 実際の排気筒は地上近くの放射線量が高いため、クレーンで重さ十トンを超す専用の装置をつり下げ、遠隔操作で上端から輪切り状に切断する。切断部分は2号機西側の仮置き場で細断し原発構内で保管する。ダスト対策として飛散防止剤散布やモニターで監視する。
 十九日は模擬排気筒の側面にあるはしごを切断した。装置にカメラが複数あり、バスの中から映像を見ながら操作した。視察した遠藤智広野町長は「廃炉に向けて地域の連携が重要だ」と語った。

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公開された排気筒上部の解体に向けた実証試験
公開された排気筒上部の解体に向けた実証試験

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