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県勢地元で躍動 福島初開催・日本ボッチャ選手権

 一日に福島市国体記念体育館で開幕した第二十回日本ボッチャ選手権大会では、県勢でともに決勝トーナメントに進出した遠藤裕美(32)=福島市、ウルトラボチャマンズ=、菅野真樹(22)=伊達市、福島ボッチャ愛好会=の両選手が勝負強さを発揮した。日本選手権大会は県内では初開催で、会場では観客が熱い声援を送った。

 両選手はBC1クラス(脳原性疾患、アシスタントあり)の予選リーグに出場した。
 遠藤選手は一勝一敗で決勝トーナメントに進んだ。初戦で負け、気持ちを切り替えて臨んだ二試合目。ジャックボール(目標球)を七メートル以上遠くに転がし、自分の得意な遠方への投球が生きる局面に持ち込んだ。安定したプレーで10-1で圧勝した。「地元開催で力が入った。練習の成果を出せた」とほほ笑み、決勝トーナメントに向け「しっかりコンディションを整えて臨む」と意気込んだ。
 県立郡山支援学校時代に体育の授業でボッチャに出合った。二〇一六(平成二十八)年にカナダで開かれた国際大会に日本代表チームとして出場し、銀メダルを獲得した。

 菅野選手は予選リーグの二試合を制し、自身の大会初勝利と初の決勝トーナメント進出を飾った。試合が終わるとガッツポーズし、喜びを爆発させた。
 二試合目は0-3で迎えた第三エンドで一気に四点を奪い、逆転する勝負強さを見せた。その後、得点を許してタイブレークにもつれ込んだが、持ち味の制球力で勝利を呼び込んだ。「一球一球大事に投げることができた」と振り返り、うれし涙を見せながら「決勝トーナメントで勝てるよう頑張る」と声を弾ませた。
 県立郡山支援学校時代に競技を始めた。昨年の日本選手権大会では一勝もできずに予選敗退し、悔しさをばねに練習に励んできた。

カテゴリー:福島のスポーツ

得意の戦術で得点を重ね、予選リーグを突破した遠藤選手
得意の戦術で得点を重ね、予選リーグを突破した遠藤選手
決勝トーナメント進出を決め、笑顔を見せる菅野選手(右)
決勝トーナメント進出を決め、笑顔を見せる菅野選手(右)

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