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中国で日本の食文化広める 在外公館長表彰を受賞

 中国・北京県人会の会長を務める小林金二さん(62)=田村市船引町出身=と会員の深谷浩康さん(50)=富岡町出身=は横井裕駐中国大使から在外公館長表彰を受けた。いずれも北京日本調理師会の活動などを通して日本の食文化への理解を広め、日本料理の普及や技術発展に取り組んできた。
 小林さんは一九八九(平成元)年に北京飯店の「京樽」総料理長として赴任し、一九九〇年に北京日本調理師会を設立した。二〇一五年に日本食海外普及功労者として農林水産大臣表彰を受け、二〇一六年に内閣府クールジャパンアンバサダー(食文化)に任命された。現在は日本料理店「蔵善」総料理長。
 深谷さんは同じく一九八九年に北京飯店の「京樽」に赴任し、一九九六年に首都大酒店の「京樽」料理長になった。北京日本調理師会のイベントで現場を取り仕切るなどしてきた。現在は日本料理店「松伸」料理長。
 表彰式は十一月六日に北京の在中国日本大使館で行われた。
 表彰状を受けた小林さんは「名誉ある賞を頂き感謝する。約三十年を中国で過ごしたことに喜びを感じている。ますますこの地で日本料理が普及することを祈り、貢献していく」と抱負を披露した。
 深谷さんは「日本料理の食材や調味料もなかった時期を考えると、現在の中国は何でもある。初心を忘れず料理でお客さまを喜ばせる『日中友好』をしていく」と意欲を語った。
 県上海事務所の渡辺憲夫所長が同行し、満山喜郎ワールド県人会長(ロンドンしゃくなげ会長、白河市大信出身)を通して福島民報社に伝えた。
 在外県人会では、東日本大震災後の支援活動による日英友好への貢献で二〇一五年、満山会長が林景一駐英大使(当時)から在外公館長表彰を受けている。

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表彰を受けた(右から)深谷さん、小林さんと横井大使
表彰を受けた(右から)深谷さん、小林さんと横井大使

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