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学校給食甲子園(12月7日)

 いわき市教委は小中学校の給食職員を通して、人気のメニューを調べた。ツナご飯、麺類、カレーライスが上位を占める。大好きな献立の日、子どもたちは、わくわくして午前の授業に臨む。
 全国学校給食甲子園に市内の勿来学校給食共同調理場が出場する。野菜が苦手な子にも食べてもらえるように、素材のうまさで勝負する。ネギとナシのソース、ミニトマトなどの市内の食材をふんだんに使う。「流鏑馬[やぶさめ]汁」は飯野八幡宮[はちまんぐう]に奉納される里芋やゴボウからヒントを得た。伝統文化を学ぶきっかけになるよう願う。八、九の両日、都内で開かれる大会で腕を振るう。
 学校給食ばかりでなく、市は地元で生産される野菜や果物五つに動物のキャラクターを使って、売り込む。ネギはウサギの「ネギぴょん」、ナシは犬の「なしポチ」、トマトは猫の「トマにゃん」-。着ぐるみを子どもが囲む。「古里の農産物の魅力を知って」。食の催しに登場し、地産地消に役立てる。
 大会で披露する献立は、調理場が受け持つ二十三校に届けられた。野菜のうま味が口の中に広がり、子どもにも好評だった。大地の恵みは栄養士や調理師の真心と工夫で一層、おいしさを増す。

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