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「小高ストア」オープン 南相馬の公設民営施設

 南相馬市小高区の公設民営の商業施設「小高ストア」は六日、市内小高区上町にオープンした。店内には約四千種類の品物が陳列された。入り口に用意した百個の買い物かごが、あっという間になくなるほどの盛況ぶり。両手いっぱいに商品を持ち店内を移動する人の姿もあった。訪れた住民は利便性の向上を喜び、地域の復興に期待を寄せていた。
 五日に閉店した区内の仮設商業施設「東町エンガワ商店」にはなかった鮮魚、店内調理のコロッケや天ぷらも販売。レジ前には長い列ができた。
 同区飯崎の花房サハ子さん(88)は昨年六月に帰還。これまでは市の運行するジャンボタクシーで原町区のスーパーに出掛けて買い物をしていた。「近くに商業施設ができて便利になった」と笑顔を見せた。
 同店は鉄骨造り平屋、延べ床面積約四百三十平方メートル。食料品や日用品などを取り扱う。市内原町区の青果仲卸業「丸上青果」が運営する。営業時間は午前九時から午後七時まで。日曜定休。関本広店長(61)は「住民に寄り添った経営に努めたい」と決意を語る。
 開店に先立ち、式典が行われ、門馬和夫市長があいさつした。原子力災害現地対策本部の由良英雄副本部長らが祝辞を述べた。出席者の代表がテープカットした。
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 小高区の居住者は十一月末現在、三千六十人で、東京電力福島第一原発事故発生前の約24%になっている。

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レジに長い列を作る買い物客
レジに長い列を作る買い物客

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