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特別通過適用を検討 双葉町3路線、伊沢町長が示す

 双葉町は東京電力福島第一原発事故に伴い通行禁止となっている町内の二八八号国道と県道いわき浪江線(三五号)、県道井手長塚線について、帰還困難区域内の一般車両の通行が可能となる特別通過交通制度適用を検討している。十二日にいわき市の町役場いわき事務所で開かれた十二月定例町議会で、伊沢史朗町長が示した。

 特別通過交通制度の適用には、国、県、関係市町村が合意する必要がある。県道いわき浪江線は一部区間を二八八号国道と重複して供用しており、隣接する大熊町では既に通行が可能となっている。制度が適用されれば、県道いわき浪江線は大熊町、双葉町、浪江町を通ることになり、常磐自動車道や六号国道の混雑時の渋滞緩和、事故発生時の迂回(うかい)路としての利用が期待できる。
 県道井手長塚線は、整備中の常磐自動車道双葉インターチェンジ(IC、仮称)とJR常磐線双葉駅周辺を結ぶ。二〇二〇年春に予定している双葉駅周辺の避難指示の先行解除に合わせ、特定復興再生拠点区域内の立ち入り要件緩和の議論が進んでいる。県道井手長塚線に制度が適用されれば、町内への来訪者の利便性が向上する。
 制度適用には、一般通行対象外の脇道や民家入り口へのバリケード設置、防犯灯など防護措置の強化が必要となるため、町は今後、関係機関と協議する。

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