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65歳以上健康寿命「お達者度」 男性17.14年 女性20.31年

 県は二十日、六十五歳から健康に過ごせる期間を全県、二次医療圏、市町村別に算出した二〇一六(平成二十八)年の健康寿命の指標「お達者度」を公表した。県全体では男性が一七・一四年、女性二〇・三一年で初算定の二〇一三年と比べ男性で〇・三〇年、女性で〇・〇五年延びた。一方、数値は前回に続き全国平均よりも短かった。
 お達者度は六十五歳を起点に日常生活の動作が自立している状態を「健康」と捉える。六十五歳時からの平均余命のうち、介護保険の要介護度1以下で過ごせる期間を「健康な期間」(お達者度)、要介護度2以上に認定された後を「不健康な期間」とした。精度を高めるため、対象年の前後一年を含む人口や死亡数、要介護度などを基に計算している。
 人口一万二千人以上で、統計上の精度を保てる二十七市町村のお達者度は、男性では三春町が一八・五七年で最も長く、南会津町が一七・九九年、南相馬市が一七・八五年で続いた。女性は鏡石町が二一・四九年で最も長かった。三春町が二一・四一年、南会津町と矢吹町が二一・二二年で続いた。二次医療圏別では南会津が男性一八・四三年、女性二一・三一年でともにトップだった。一方、いわきは男性一六・二〇年、女性一九・一八年で最も短かった。
 健康寿命は三年に一回行われる「国民生活基礎調査」の回答を基に厚生労働省が公表する値が一般的だが、年ごとの評価や市町村単位の算定はできない。
 前回は国に準じて算定に使う統計資料に推計人口を用いていたが、今回から東京電力福島第一原発事故に伴う避難を考慮し、資料を住基人口に変えた。比較に当たり、二〇一三年の値も住基人口で再計算した。県は経年に伴う変化を見るため今後も調査を続ける方針。

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