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「朝食を毎日食べる」小学生9割、中学生8割 双葉郡

 福島大うつくしまふくしま未来支援センター相双地域支援サテライトが双葉郡の小中学生を対象に実施した食育アンケートで、「朝食を毎日食べる」とした小学生は約九割、中学生は約八割だった。同サテライトは「避難など著しい環境変化があったが、食生活で他地域と大きな違いはない」と分析。体力低下や肥満傾向が指摘される双葉郡の子どもの健やかな成長のため、都内の団体と連携し食育の取り組みを進める。

■福島大支援センター調査 肥満解消へ食育推進

 アンケートは、東京電力福島第一原発事故の避難生活による食生活の乱れなどを指摘する声を受け、実態把握のため初めて実施した。昨年五月から七月にかけ郡内の小中学校に通う小学四年から中学三年までの児童生徒を対象に行い、三百四十一人が回答した。
 主な結果は【グラフ】の通り。朝食を「毎日食べる」としたのは小学生89・1%、中学生78・8%で、文部科学省の二〇一八(平成三十)年度全国学力・学習状況調査の全国平均とほぼ同じだった。一方、朝食を家族と一緒に食べると回答したのは小学生58・5%、中学生40・0%にとどまった。同サテライトは共働きの親が多いためとみている。
 食事の栄養バランスは、小学生71・6%、中学生69・7%が「好き嫌いなくバランス良く食べる」と回答した。地元の食材を知っているかの質問は「知っている」が小学生38・6%、中学生37・6%で、ともに四割に届かなかった。
 同サテライトは新年度、食育の普及に取り組む東京都墨田区の団体「すみだ食育goodネット」と連携してワークショップなどを開き、食の課題解決に取り組む。同サテライトの谷信孝特任専門員は「児童生徒や保護者の食に対する意識を高めたい」と話している。

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