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今春にも復興祭 福島の土湯温泉

 福島市の土湯温泉町で今春にも、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の現状を伝える「復興祭(仮称)」が開催される。震災後から行われてきた温泉街の再生整備事業が完了するのを節目に、祭りを通して町の魅力を発信し、風評払拭(ふっしょく)につなげる。
 十日、土湯温泉町地区まちづくり協議会の加藤勝一会長が福島民報社を訪れ、明らかにした。詳細は今後詰めるが、同協議会の主催で三日間実施する。食を楽しみながら町内を巡り現状を学んでもらうツアーや花火の打ち上げを予定している。整備事業に携わった国や県、市など関係者向けのセレモニーも催す方針。
 同町では二〇一〇(平成二十二)年度に約二十万人いた宿泊者数が原発事故の影響で翌年度には約七万人に落ち込み、十六軒あった旅館も十一軒となった。温泉街を復興させようと、福島市と同協議会は二〇一四年度から国の「都市再生整備計画事業」として五カ年計画のハード整備を進めてきた。
 閉業した旅館の跡地を活用し、昨年四月には市内最大規模の公衆浴場「中之湯」がオープン。今春には観光交流センターとまちおこしセンターが完成する。地熱(バイナリー)発電や地熱を利用したエビの養殖など独自の取り組みも注目を集めている。

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