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尚志、自信胸にいざ決戦 全国高校サッカー12日準決勝

 いざ決戦の地へ-。十二日の全国高校サッカー選手権準決勝第一試合に臨む尚志(郡山市)は十日、Jヴィレッジ(楢葉・広野町)での合宿を終え、試合会場の埼玉スタジアムがあるさいたま市に移った。県勢初の四強に進んだ七年前は勝利を逃したが、現チームは強豪を連破してきた自信を胸に、国内有数の練習環境で調整に励んだ。前々回大会を制した東北の雄・青森山田に進化した「尚志サッカー」で挑み、初の決勝進出を目指す。
 合宿の参加メンバー二十五人はこの日、天然芝ピッチで約二時間汗を流した。青森山田の堅守を攻略するため攻撃時のセットプレーの動きを入念に確認。終了後は整列して一礼し、練習を締めた。出発時には施設職員約五十人から「がんばれ尚志高校!」と記した手製の小旗やハイタッチで送られた。主将のMF大川健選手(三年)は「素晴らしい練習環境を整えてもらい、最高のトレーニングができた」とバックアップに感謝した。
 尚志は開幕前にも良質な芝と競技に打ち込める環境を求め、Jヴィレッジで合宿した。昨年夏に再開した「日本サッカーの聖地」は同校が二〇〇六(平成十八)年に県大会を初制覇し、選手権切符を得た場でもある。仲村浩二監督は「宿舎の前に良質な芝が広がる理想的な練習場」と評し、五日の準々決勝まで六日間で四試合を戦ったチームをもう一段階高める拠点に選んだ。
 尚志は昨年十二月の高校・クラブチームが集う年代最高峰の大会「高円宮杯U-18プレミアリーグ」参入戦でJリーグユース杯王者の横浜F・マリノスユースを破り、来季のリーグ復帰を決めた。同世代のトップレベルを破った快挙は勢いと自信を植え付けた。
 選手権に入ると、大舞台の経験と選手層の厚さを生かして激戦区を勝ち抜いた。負傷者や出場停止者が出ても日替わりヒーローが誕生。準々決勝は二年生エースのFW染野唯月(いつき)選手が二戦連続の決勝点を挙げるなど、攻守がかみ合っている。
 準決勝で戦う青森山田はプレミアリーグの常連で、今大会も優勝候補の一角を占める。Jリーグクラブ内定者二人(檀崎竜孔選手、三国ケネディエブス選手)を擁し、長身を生かしたセットプレーなどから三試合で十一得点を挙げている。
 両校がフルメンバーで戦うのは0-1で敗れた昨年一月の東北新人選手権決勝以来。仲村監督は「うちらしい攻撃的なサッカーをすれば勝機は必ずある」と真っ向勝負を誓う。

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Jヴィレッジの職員とハイタッチして出発する選手
Jヴィレッジの職員とハイタッチして出発する選手

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