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知事、香港で現状発信 輸入規制緩和へ意見交換

【香港で後藤裕章本社報道部記者】内堀雅雄知事は二十四日、東京電力福島第一原発事故後に県産食品の一部輸入規制を続けている香港を訪れ、現地の議員や日本食を取り扱う事業者と意見を交わした。香港立法会(議会)の飲食業界枠選出のトミー・チョン議員らは規制緩和に協力する考えを提示。内堀知事は「本県の情報発信を強化し、共同の輪をさらに広げたい」と語った。
 日本産食品の輸入規制緩和に取り組むトミー議員や日本料理店や日本食品輸入業者でつくる「香港日本食品と料理業協会」のサイモン・ウォン会長らが出席した。
 意見交換は冒頭を除き、非公開で行われた。県によると、内堀知事は県産農産物の放射性物質検査の結果などを示した。香港側の出席者は原発事故の風評が根強い状況などを説明した。その上で食や観光地の情報を香港で継続して発信するよう助言した。内堀知事は県産酒の末廣酒造やほまれ酒造、会津塗のぐい呑(の)みやグラスなどを贈呈した。
 内堀知事は記者団の取材に対し、「福島、日本に理解のある人と力を合わせることが風評の払拭(ふっしょく)に重要だと感じた。香港からの誘客事業などに力を入れたい」と語った。
 二十五日は現地メディア向けのセミナーなどに臨む。

■三春張子など贈る 和田大使兼総領事に

 内堀知事は二十四日、香港総領事館を訪れ、和田充広大使兼総領事を表敬訪問した。
 内堀知事は香港政府が昨年に茨城、栃木、群馬、千葉四県の野菜などの輸入規制を緩和したことに触れ、「福島県もよい動きの中に入れるよう努力を続けたい」と述べ、和田氏にデザイナーのコシノジュンコさんと連携して製作した三春張子や人気酒造の日本酒などを贈った。和田氏は「福島は食の輸出などで苦労が続いている。総領事館として全力を挙げて対応したい」と話した。

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右からサイモン会長、トミー議員らと意見交換する内堀知事(左)
右からサイモン会長、トミー議員らと意見交換する内堀知事(左)
和田氏に三春張子を贈る内堀知事(左)
和田氏に三春張子を贈る内堀知事(左)

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