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“富岡の復興”町民演じる 双葉郡で町民劇初上演

 富岡町のNPO法人「3・11を語る会」の町民劇「ホーム~おばあちゃんが帰る日~」は二十六日、町文化交流センター「学びの森」で開かれた。東日本大震災後、双葉郡で町民劇が上演されるのは初めて。

■帰還への思い表現

 昨年十月から町内で稽古を重ねてきた町民ら約四十人が出演した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が解除された富岡町が舞台。帰還を決断した一人の女性と引っ越しの手伝いに来た家族の姿を通して、帰還について迷い悩む町民の思いをありのままに表現した。
 上演が終わると、会場から熱演をたたえる大きな拍手が起こり、涙ぐむ人もいた。町内で一人暮らしをしている黒須美智子さん(76)は「とても感動した。イノシシなど町の今の姿がよく反映されていた」と笑顔を見せた。
 同法人の青木淑子代表は「町がこれから始まるんだというメッセージを伝えたかった」と語った。出演した、富岡高サッカー部出身でカナダ在住の舞台俳優鈴木文健さん(28)は「お客さんとの一体感を感じることができて楽しかった。これからも町のためにできることをしていきたい」と充実感を見せた。

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今の富岡町を町民による演劇で表現した町民劇
今の富岡町を町民による演劇で表現した町民劇

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