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県立高25校13校に再編 福島県教委方針

 県教委は二〇一九年度からの五年間で県立高校の全日制と定時制合わせて二十五校を十三校に統合・再編し、分校二校で募集停止する方針を固めた。少子化が進行する状況を踏まえ、学校規模を適正化して高校教育を充実させる。八日に策定した県立高校改革前期実施計画に盛り込んだ。再編により全日制四十二学級、定時制一学級が削減される。
 前期実施計画の最終年度となる二〇二三年度の県立高校の配置方針は【表】の通り。全日制は現在より十四校少ない七十四校、定時制は一校減の六校とする。通信制は一校を維持する。
 統合・再編は二〇二一年度から全日制の喜多方と喜多方東、小名浜といわき海星の統合をトップに三年間で実施する。同一市町内か隣接市町にある二校を統合し、県教委が適正学級規模としている一学年四~六学級を維持する。田島と南会津の統合校は地域の子どもの数を踏まえ、三学級とする。白河実の農業科は修明に集約する。
 定時制は保原と福島中央を二〇二二年度に統合する。夜間部より登校時間の早い夕間部を新設し、生徒の生活習慣や多様な学習ニーズに応える。
 分校の安積高御舘校と修明高鮫川校は閉校に向けて二〇二〇年度から生徒の募集を停止する。
 川俣、猪苗代、只見の三校は廃校とした場合、地理的条件により他地域への通学が困難になるなどの理由で統合対象から外した。一学年一学級の本校として存続させる。
 一方、生徒の資質や能力を高める環境を整えるため、全日制高校を教育の特色に応じて五つに分類する。各校を「進学指導拠点校」「進学指導重点校」「キャリア指導推進校」「職業教育推進校」「地域協働推進校」と位置付け、大学進学や職業教育などの役割を明確化する。
 県教委は二〇一九年度から統合・再編の対象校の同窓会など地元関係者への説明を始める。地元の理解を得た上で実施目標年度に入学する生徒の募集定員に反映させ、正式に決定したい考えだ。統合後の校名は対象校の関係者らと協議の上、決める。
 県教委は昨年五月に県立高校改革基本計画を策定した。二〇一七年度から二〇二八年度までに生徒数が約五千三百人減少すると見込まれ、県立高校で百四学級程度の削減が必要としていた。三学級以下の小規模校では生徒が互いに切磋琢磨(せっさたくま)する学習状況や多様な部活動への参加などの教育環境を整えにくいとして、統廃合を含めて検討していた。

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