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レッドブル・エアレース 室屋(福島在住)開幕V

【アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで本社報道部吉田雄貴記者】飛行機の世界最高峰レース「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2019」の開幕戦は九日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで本選を行った。予選を首位通過した福島市在住のパイロット室屋義秀選手(46)が優勝した。二〇一七(平成二十九)年十月に米国・インディアナポリスで行われたシーズン最終戦以来で、六勝目。

 予選一位だった室屋選手は一対一で戦う一回戦「ラウンドオブ14」で予選十四位のニコラス・イワノフ選手(51)=フランス=を54秒100で下すと、二回戦の「ラウンドオブ8」ではフアン・ベラルデ選手(44)=スペイン=と対戦し、53秒904の記録で突破。四人で戦う決勝で室屋選手は一番目に飛行し53秒780で、二位のマルティン・ソンカ選手(40)=チェコ=と0秒003差の僅差で頂点に立った。三位はマイケル・グーリアン選手(50)=米国=だった。一回戦の敗者復活で決勝まで進んだニコラス・イワノフ選手はエンジンが始動せず飛行できなかった。室屋選手はレース後の表彰式で歓喜の表情を浮かべた。記者団の取材に「この奇跡の勝利はチーム福島のおかげ。ぎりぎりの戦いは自分だけでは勝てない。これからも応援してほしい」と語った。
 レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップは「空のF1」と呼ばれる。世界のトップパイロット十四人が出場し、最高速度時速三百七十キロで高さ二十五メートルの障害物(パイロン)を通過し、タイムを競う。世界各地で年間八戦開催し、各レースの順位に応じた獲得ポイントで年間の総合順位を決める。室屋選手は二〇一七年にアジア人初の王者に輝いた。
 室屋選手は二〇一六年、千葉大会で初優勝し「福島民報スポーツ大賞」を受賞した。年間総合優勝した二〇一七年に県民栄誉賞、昨年一月に福島市ふるさと栄誉賞を受けた。

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本選で果敢に攻める室屋選手=9日
本選で果敢に攻める室屋選手=9日

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