佐藤、岩城氏が再選 民主得票初めて自民上回る

 改選二議席に三人が立候補した本県選挙区は民主党現職の佐藤雄平氏(56)、自民党現職の岩城光英氏(54)=公明党推薦=がそれぞれ再選を果たした。本県選挙区で任期満了直後の前職や現職が二人そろって当選したのは、平成十三年の前回に続き五度目。共産党新人の阿部裕美子氏(57)は大差をつけられた。

 佐藤氏は六年前、非自民勢力と「福島型大連合」を組んで戦った。今回は二大政党化の流れの中で民主から立候補。連合福島の推薦も受けた。小泉政権への批判票も取り込み、六年前に続き、トップ当選を飾った。

 岩城氏は自民が公認候補を一人に絞ったこともあって手堅い選挙戦を展開した。政権与党の枠組みにある公明の推薦も取り付け、全県で集票を図ったが、無党派層などへの浸透度などでは佐藤氏に及ばなかった。

 本県選挙区に自民と民主の公認候補が一人ずつ立候補したのは平成十三年に次いで二度目だが、今回初めて民主候補が自民候補の得票を上回った。

 立候補者が昭和三十一年の第四回と並んで過去最少で、年金問題などに対する有権者の政治不信もみられ、低調ムードがささやかれたが、投票率は前回十三年並みの60・34%だった。

 投票は十日に繰り上げられた桧枝岐村の尾瀬投票区を除く千四百八十七カ所で実施された。開票は午後八時に県内の七十九町村で始まり、午後九時二十分までには全市町村で作業に入った。開票が始まった午後八時すぎに佐藤氏と岩城氏の当選が確実となった。

 比例代表は前回に続いて政党と候補者のどちらでも投票できる非拘束名簿式が導入され、十二日朝まで作業が続いた。



任期は26日から

 今回、改選期を迎えた議員の任期は今月二十五日まで。当選した新議員の任期は二十六日から六年となる。


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