わたしたち福島県民は東日本大震災という未曽有の天災に遭いました。
そして東京電力福島第一原発事故という、
かつて経験したことのない惨事に苦しんでいます。
この1年余り、日本全国、世界各地からたくさんの応援を頂きました。
その応援に応えるべく、わたしたちから復興のメッセージを
国内外に発信したいと思います。
復興への希望、今の素直な思いを込めた
あなたのメッセージをお待ちしています。
入賞者は「うつくしま復興大使」として、
五輪が開催される英国・ロンドン、日本国内各地に派遣し、
「ふくしまからのメッセージ」を伝えていただきます。

うつくしま復興大使決定 再起へ決意、感謝 ロンドンから世界に発信

 「うつくしま復興大使」を選考する「ふくしまからのメッセージ」コンクール(福島民報社主催、県、県教委後援)の入賞者が23日までに決まった。最優秀賞は中学生部門が松原未有さん(14)=福島市、福島一中2年=、高校生部門が安島加奈美さん(17)=いわき市、湯本高3年=、一般部門が藤田浩志さん(33)=郡山市、農業=。三人はロンドン五輪が開かれる英国に7月23日から「復興大使」として派遣され、世界に向け東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの再起を目指す県民の思いを伝える。

 コンクールは創刊120周年を迎えた福島民報社が「うつくしま復興 ともに」をスローガンに展開する復興戦略事業の一環。3部門に作文、詩など合わせて3173点が寄せられた。アクアマリンふくしま館長の安部義孝氏、作詩・作曲家の小椋佳氏、日本女子プロゴルフ協会長の小林浩美氏(いわき市出身)、作曲家の千住明氏、人気グループのTOKIO、俳人の黛まどか氏が審査した。  最優秀賞に選ばれた松原さんの作品は「じいちゃんの桃」。原発事故による風評被害の不安を孫には見せず、黙々と桃作りに励む祖父を応援する思い、県産品を買ってくれる人々への感謝の気持ちをつづった。  安島さんは、いわき市錦町の自宅を津波で失い、今も避難生活を続けている。「大人になった私へ」と題し、犠牲者の無念さを胸に刻んで前向きに生き、震災を次世代に語り継ぐよう未来の自分に託した。  農業を営む藤田さんは、ネット上で本県の農家が非難されているのを見た時の失望感を表現。一方で応援の声も多いことに触れ、世界一安全な作物を目指す決意を「福島の農に生きる」という作品に込めた。  表彰式と大使の委嘱状交付式・結団式は7月1日、福島市太田町の民報ビルで行う。

本社事業ふくしまからのメッセージ 来月23日に派遣

 福島民報社は7月23日から英国・ロンドンに「うつくしま復興大使」を派遣する。在英県人会「ロンドンしゃくなげ会」などとともに、各国の支援に対する謝意、復興への決意を世界に伝える。
 ロンドンでは、五輪に合わせて開催される日本をアピールするイベントなどに参加し、「ふくしまからのメッセージ」を披露する。復興大使派遣をきっかけとしてホーランド・パークに整備される「福島ガーデン」(仮称)で県花ネモトシャクナゲの植樹式に臨む。
 本県関係選手の出場が有力となっている女子サッカーの試合を応援することなども予定。29日までロンドンに滞在する。

本社事業ふくしまからのメッセージ 優秀賞7人、入選17人8月から全国派遣

 最優秀賞に次ぐ優秀賞七人、入選17人の計24人も「復興大使」に委嘱し、8月から国内に派遣する。派遣先は本県を除く46都道府県。大使が分担して県庁などを訪問しメッセージを伝える。

審査員 ◎五十音順

  • 安部義孝
    (アクアマリンふくしま館長)
  • 小椋 佳
    (作詞・作曲家)
  • 小林浩美
    (日本女子プロゴルフ協会会長)
  • 千住 明
    (作曲家)    
  • TOKIO
  • 黛まどか
    (俳人)     

応募方法

  • 募集期間
  • 平成24年5月10日まで(当日消印有効)

  • 部門
  • ◎中学生部門◎高校生部門◎一般部門(大学生、短大生、専門学校生も含む)

  • 作品の形式
  • 作文・エッセー・手紙など自由。原稿用紙800字以内。

  • テーマ
  • 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故以降に感じたことを自由に。

    例えば
    「震災・原発事故から1年を経て思うこと」
    「福島県の未来」
    「復興への道」
    「世界に伝えたいこと」など。未発表の自作に限ります。

  • 表彰
  • 部門ごとに最優秀賞1点、優秀賞2点、入選3点を選び
    賞状、副賞(図書カード 最優秀賞3万円分、優秀賞1万円分、入選5千円分)、
    学校賞を贈ります。
    入賞者を「うつくしま復興大使」に委嘱し、英国、日本各地に派遣します。
    (派遣先は福島民報社が決め、費用も負担します)

  • 応募方法
  • 題名、住所、氏名、生年月日、職業(学生、生徒は学校名と学年)、
    電話番号を明記し、郵送する。
    宿泊を伴う海外、国内派遣が無理な場合は、その旨を記入してください。
    (審査に影響することはありません)

  • 入賞発表
  • 審査を経て6月に福島民報紙上で発表し、入賞者に通知します。
    主な入賞作品は紙面で紹介します。

  • 著作権
  • 福島民報社に帰属。作品は返却しません。

  • 応募先
  • 〒960-8602 福島市太田町13-17
    福島民報社総務局「ふくしまからのメッセージ」コンクール係 まで