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猪苗代町と東京学芸大 学力向上へ協定 来月にも共同研究、教員交流へ

共同研究の場となるひまわりこども園。連日、子どもたちの元気な声が響いている
 猪苗代町は5月にも東京学芸大(東京都小金井市)と包括連携協定を結び、町内の子どもの学力・体力と教員の指導力向上に取り組む。幼児教育では学びや遊びの楽しさを伝え、豊かな人間性を育む実践研究などを展開する。教員らの人的交流を進め、町の風土や文化を生かした教育モデルをつくる。

 東京学芸大が県内市町村と協定を締結するのは初めて。協定に基づく幼児教育は猪苗代町内の4幼稚園、1保育園を統合して今春開園した認定こども園「ひまわりこども園」で始める。大学の付属幼稚園教諭や大学教員が月1回程度、こども園で研究会を開き、町や住民と連携した教育を実践して県内の幼児教育のモデルをつくる。こども園周辺の自然環境を生かした体力向上プログラムも作成する。今年度末にも町内でシンポジウムを開き、研究成果を発表する予定。小学校での研究活動の内容は現在、町と大学間で協議している。 
 町内の子どもの学習記録を長期間にわたり蓄積する研究も検討している。小中学校などは学習記録を効果的な学習指導に生かす。 
 人的交流では、こども園の教諭や保育士を対象にした大学付属幼稚園での研修、町内の小学校と大学付属小学校の教員による共同研究授業の実施、教育実習生の町内小中学校での受け入れなどを想定している。研究室の一部を町内に移す構想もある。 
 大学側は町の緑豊かな自然との触れ合いや町民との交流の中で学生が教育者としての資質を磨く効果に期待している。部活動やゼミの学生合宿などで町内に滞在しながら学ぶ意欲を高めてもらう。町は町民と学生の交流を通じて地域ににぎわいをつくる。 
 前後公町長は「東京学芸大との共同作業で特色ある教育を推進し、新しいまちづくりの可能性を示したい」としている。 

カテゴリー:2016 猪苗代町

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