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「桜谷」整備し誘客 石川町 10年かけ植樹へ

ゆったりと流れる水面の両岸で咲き誇る今出川の桜=9日
 石川町は平成28年度に中心部を囲む五つの山に桜の木数百本を植える「桜谷」事業に着手する。5つの山で間伐した跡地に桜の木を植え、10年程度かけて整備する。市街地には今出川・北須川の桜並木があり、周辺の山も桜一色で染め上げる。山の地権者と交渉し、了解が得られれば、年度内に植樹を始める。

 今出川・北須川沿いは約2千本の桜並木がある名所で、4月上旬には多くの花見客が訪れる。2つの川の合流点を中心に約2キロ圏内で石尊山(せきそんやま、416メートル)、八幡山(はちまんやま、344メートル)、源平山(げんぺいやま、382メートル)、地蔵山(じぞうやま、363メートル)、薬王山(やくおうさん、392メートル)が市街地を囲んでおり、「石川五山」と呼ばれている。
 町は26、27年度に森林整備のため石尊山や八幡山などの約20ヘクタール分のスギやヒノキを間伐した。事業は跡地に町の花である桜を植栽し、「桜の町」の魅力をより高め、観光誘客を図るのが狙いだ。町は現在、推定樹齢約500年で町のシンボルとして知られる高田桜から育てた苗木約60本を保管している。この苗木を「石川桜」として植えていく。他にもシダレザクラやヤマザクラなどさまざまな種類をそろえる予定だ。モミジも植えて秋の紅葉も楽しめるようにする。
 間伐の際に整備した作業路をそのまま遊歩道として活用する構想もある。中心部の桜を見下ろしながら山道を歩いてもらう計画だ。全国高校駅伝競走大会で3年連続入賞の強豪・学法石川高陸上競技部のトレーニングコースとして活用できないかどうかも検討している。
 ただ、桜を植えるには地権者の了解が必要で、町は維持管理の方法を検討しながら交渉を進める。加納武夫町長は「町の中心部にこれだけの桜があるのは全国でも珍しい。一面に広がる桜色の景色を楽しめるようにしたい」と事業を積極的に進める考えだ。

■今出川・北須川の桜2千本、岸辺を飾る

 石川町の桜をPRする石川桜まつりは9日、町商工会特設会場をメインに開幕した。今出川・北須川の桜約2000本が見頃を迎えている。
 町の中心部を流れる2つの川沿いにソメイヨシノなどが立ち並び、多くの観光客が散策を楽しんでいる。
 町商工会特設会場には臨時物産店「桜の駅」や出店が並び、来場者がお菓子などを買って花見を楽しんだ。無料周遊バスも運行している。16、17の両日にメインのステージイベントが繰り広げられる。まつりは24日まで。



カテゴリー:2016 石川町

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