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復興の願い ブドウに託す 横田克幸さん(61) ワイン用栽培開始

川内村でブドウ栽培に取り組む横田さん
 川内村に「地域おこし協力隊」として移住した徳島県出身の横田克幸さん(61)は、日本葡萄酒革新協会(JWIS)の主導で村内上川内字大平で始まったワイン用のブドウ栽培に取り組んでいる。
 横田さんは昨年4月から1年間、ワイン産地の山梨県北杜市でブドウの栽培技術を習得し、4月から村内の仮設住宅に移り住んだ。第一行政区の住民らの協力を得て4月2日から苗を植え始め、これまでにワイン用ブドウ8種類、約2200本を植えた。連日農場に通い、苗や水の管理をしながら生育を見守っている。
 横田さんは大手電機メーカーに技術者として36年間勤めた。退職後、仕事を通じて交流のあったJWISの高木亨理事の誘いでブドウ栽培に携わることを決めた。「定年後の人生を考えた時、ワインづくりを通して被災地の復興に貢献しようと思った」と話す。
 苗が実をつけるのは早ければ3年後。ブドウ生産が軌道に乗り、ワイン産地に成長すれば帰村する住民の就業先につながると考える。「時間はかかっても地道に情熱を持って育てたい。川内産ブドウでできたワインが日本を代表する銘柄に成長し、復興の起爆剤となってほしい」と夢を描いている。

カテゴリー:2016 川内村

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