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天栄村 英会話環境整備へ ブリティッシュヒルズと連携 学年別に実践メニュー

インターネットによる英会話学習に向けタブレット端末の操作に親しむ湯本小児童。村は実践的な英会話力の習得に力を入れる
 天栄村は今年度中に神田外語大や村内の英語研修施設「ブリティッシュヒルズ」と連携し、子どもたちの実践的な英会話力を磨く英語教育活動プログラムを策定する。語学研修で人気の高いフィリピン・セブ島の英会話学校の協力も得ながら自然と英語に親しめる環境をつくる。「英語の村てんえい」を前面に出して人口減少対策と交流人口拡大につなげる。

 プログラム作りは、英語教育のノウハウを持つ神田外語大の専門家やブリティッシュヒルズのスタッフ、セブ島から招く英会話講師の助言を基に村内の英語教諭らでつくる「村つなぐ教育推進会議英語推進部会」が中心となって進める。年度内に策定し、平成29年度から活用する。
 幼稚園児から小学生までを対象とし、各年代に応じた実践メニューを盛り込む。例えば小学校では、算数や理科など通常の授業やスポーツ活動の中で基本的な英会話や用語の英語訳などを取り入れる。高学年では短いスピーチなどにも対応できる英会話力の習得を目指す。園児の場合、遊びの時間に英語に触れる機会をつくる。
 小学校では授業での実践以外に週1こま(1こま45分)の活動時間を確保する方針だ。幼少時から英語に触れる機会を増やし中学校での英語の授業や30年度に正式な教科となる小学5.6年生の英語の授業に円滑に移行する。
 英語教育を専門とするセブ島の講師は、現在の英語指導助手(ALT)1人に代わり、村教委が8月から独自に2人を採用する。講師の派遣を受ける英会話学校「QQイングリッシュ」は指導技能の高さで知られ、日本の企業や国立・私立大と連携した語学研修にも実績がある。
 培った英会話力はブリティッシュヒルズでの研修や毎年夏に村内を訪れる神田外語大の学生との交流の場で実践する。
 村は25年度から「英語の村てんえい」を掲げ、ブリティッシュヒルズでの異文化体験や国際理解などに力を入れてきた。村内の湯本小では今月中にも先行して同英会話学校による指導が始まる。IT企業の支援で全校児童14人に配布されたタブレット端末を活用し、週1回、現地の講師とインターネットを通じて英会話を学ぶ。
 増子清一村教育長は「子どもが英語を自然に使うことで家庭で英語を通した世代間交流が育まれる」と期待。「『英語の村』が定着すれば、子育て世代の移住や観光誘客にもつながる。英語教育を核に村づくりを進めたい」と話している。

カテゴリー:2016 天栄村

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