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いわき市 仏と独自交流へ 大使館と合意 文化や運動、産業

いわき市と東京都の在日フランス大使館は28日までに文化やスポーツ、産業育成などで継続的に交流することで合意した。いわき市内での美術展の開催やフランスのプロサッカーチームを招いた親善試合、再生エネルギー関連の技術交流などを通じて交流人口の拡大や国際親善の発展、産業育成につなげたい考えだ。今年度内にも交流が始まる。
 文化交流では、いわき市立美術館などを会場にフランスに関係する美術展の開催を想定している。市は優れた芸術作品に直接触れる貴重な機会を設けることで市民をはじめ県内外からの多くの人が訪れると期待する。
 大使館は市内でサッカーや野球などボールゲームが盛んな点に注目。サッカーの強豪国として知られる母国のサッカーチームといわき市や県内チームなどとの交流試合、子どもを対象としたサッカー教室などスポーツを通した交流を検討する。
 産業育成では民間事業者レベルで風力発電やロボット産業などでの連携を探る。ロボットは東京電力福島第一原発事故の廃炉作業で重要な役割を果たしており、フランスから原子力産業などの先駆的な技術者を招いた講習会開催を検討する。
 市と大使館の橋渡しを担ったのは民間企業でつくるいわき経済同友会。廃炉に向けた産業集積の状況確認で一昨年10月にフランスのマルクール原子力研究所などを視察したのを契機に、市側に交流促進を打診。5月中旬に清水敏男市長と大使館のスニル・フェリックス原子力参事官の懇談が実現し、交流促進で意見が一致した。
 既に市の人口や気候、観光施設など市勢を示す資料を送付しており、大使館側は資料を基に具体的な交流事業の内容や実施時期を調整する。大使館側は市とフランス国内の自治体間での交流促進も考えている。
 清水市長は「東京五輪・パラリンピックを控え今後フランスと交流する機会は増えるとみられる。貴重な機会を生かしながら絆を深めていきたい」としている。

カテゴリー:2016 いわき市

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