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野菜苗生産販売ベルグ 川俣 操業から半年

栽培中の苗の生育状況を確認する豆塚農場長
■雇用増やしたい 豆塚農場長 被災地への思い一層強く

 野菜苗の生産販売大手ベルグアース(本社・愛媛県宇和島市)が川俣町に設けた子会社「ベルグ福島」は28日で操業開始から半年を迎える。県内外に販路を広げ、順調に売り上げを伸ばしている。福岡県出身の豆塚輝行農場長(31)は「地元からの雇用を増やし、福島の復興に役立ちたい」と意気込んでいる。
 ベルグ福島は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を雇用面で支えようと設立された。温度や光などをコンピューターで管理する最新システムで苗を育てている。県内を中心にJAや種苗店、ホームセンターなどに販売し、4月末までに約6000万円を売り上げた。
 豆塚さんは自ら進んでベルグアースからベルグ福島に転じた。管理業務に当たる傍ら、生育状況の確認や箱詰め作業にも率先して汗を流す。大学時代は熊本県で過ごした。熊本地震が発生し、同じ被災地である福島を思う気持ちは一層強くなった。
 これまでに契約社員やパート社員を含めて約30人を地元から採用した。10年後までに年間の売り上げを10億円まで伸ばし、計100人を雇用する目標を掲げている。豆塚さんは「多くの県民に支えられている。感謝の気持ちを忘れず事業拡大に励む」と話している。

カテゴリー:2016 川俣町

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