村の花サツキ植樹 久保木村長や園児ら 泉崎幼稚園 福島民報社が寄贈

県内市町村の地域づくりを後押しする福島民報社の「ふるさと大好き 59市町村応援プロジェクト」の記念植樹式は24日、泉崎村の泉崎幼稚園で行われ、園児らが村の花のサツキを植えた。
久保木正大村長をはじめ村関係者、45人の年長の園児らが出席した。福島民報社の遠藤義範常務がプロジェクトの趣旨を説明し、久保木村長が「サツキが皆さんと一緒に成長し、きれいな花を咲かせることを楽しみにしている」とあいさつした。杉田久美子村教育長、松川恵美子園長もサツキに託す思いなどを述べた。
岡部文雄副村長や二瓶美絵年長学年主任、県森林・林業・緑化協会の渡辺裕樹常務理事、園児代表の高田稟ちゃん、鈴木健琉ちゃん、橋本大聖ちゃん、深沢澪奈ちゃんも交え、スコップでサツキの根元に土を掛けた。
プロジェクトは来年の福島民報創刊125周年記念事業の一環。県と県森林・林業・緑化協会、県造園建設業協会、県農林種苗農協などの協力を得ている。4月から県内全市町村を巡っており、泉崎村は12カ所目。
■全国植樹祭に向け県実行委 植樹リレー始まる 民報と村にプレート引き継ぎ
平成30年に南相馬市で催される第69回全国植樹祭の成功に向けた県実行委員会の「森林(もり)とのきずなづくり植樹リレー」のうち、福島民報社が担当するスギコースが24日、始まった。泉崎幼稚園での植樹式に合わせ、プレート引き継ぎ式が行われた。
県森林・林業・緑化協会の渡辺常務理事から福島民報社の遠藤常務、さらに久保木村長へ県の形をしたスギ製プレートとバトンが引き継がれた。久保木村長は泉崎村の位置に木製ピンを刺した。メッセージや名前を書くスギの短冊が園児らに贈られた。
プレートは今後、59市町村応援プロジェクトの記念植樹に合わせて各市町村に引き継がれる。既に記念植樹を終えている11市町村(目録贈呈を含む)に対しては後日、福島民報社からプレートと短冊を届ける。プレートと短冊はゴールの全国植樹祭会場にオブジェとして飾られる。
(カテゴリー:2016 泉崎村)
