59市町村応援プロジェクト

  • Check

町の魅力 文化財で発信 学芸員に渡辺さん初採用 子ども向け行事 企画目標

出土品を手にする渡辺さん
 矢祭町は今年度初めて学芸員を採用した。郡山市出身の渡辺安奈さん(30)で、4月から町教委教育課生涯学習グループに配属され、埋蔵文化財の発掘調査に臨んでいる。

 町は道路整備に伴う発掘・試掘調査に当たる人材として学芸員を公募した。渡辺さんは郡山女子大短期大学部文化学科を卒業後、同学部専攻科で研究を重ねた。福島市の県文化振興財団、山形県上山市の山形県埋蔵文化財センターを経て町に採用された。
 早速、町内下関河内地区の349号国道改良工事区間に確認されていた縄文時代前期とみられる「中山遺跡」で調査に従事し、土器や石器を発掘した。さらに他の路線でも調査を進める。
 町に住んでみると、身近な文化財が数多くあることに気付いた。樹齢600年の「戸津辺の桜」など古木、銘木にも大きな魅力を感じている。
 社会教育主事の資格を生かし、公民館の生涯学習事業も担当している。「埋蔵文化財は、普段は見えない当時の人の暮らしぶりを垣間見ることができる。考古学の面白さを伝えたい」。今は子ども向けのイベントを企画・運営するのが目標だ。

カテゴリー:2016 矢祭町

「2016 矢祭町」の最新記事

>> 一覧

59市町村応援プロジェクト 2016の最新記事

>> 一覧