59市町村応援プロジェクト

  • Check

中学発 古里の旅案内 日本一企画が商品化 8月2、3日ツアー

手作りのポスターを掲げ、夏の福島体験プログラムをPRする(左から)岳陽中の山貝さん、渡辺さん、福島二中の岡部さん、高橋さん、武藤さん
 福島市の農業・観光復興と風評払拭(ふっしょく)を目指し、市内の福島二中、岳陽中の生徒が考え売り込んできた旅行計画が実現した。素案は昨年12月の政府の政策コンテストで最高賞を受けた岳陽中の企画で、市観光コンベンション協会が採用した。県内外に参加を呼び掛け8月2、3の両日に果物狩りや温泉など福島の魅力を組み合わせたバスツアーを催す。生徒が案内役を務め直接福島の現状を伝える。

■観光果樹園や温泉...
 「バスで出すお菓子はイカニンジン味のポテトチップにしよう」。14日、バスツアーを企画した福島二中、岳陽中両校のイノベーション部員は15日の参加者募集開始を前に福島二中で最終打ち合わせをした。内容をより充実させようと活発に意見を交わした。
 両校イノベーション部の取り組みは福島大の地域づくりを目的とした経済協力開発機構(OECD)「地方創生イノベーションスクール」の一環として昨年始まった。政策コンテストで最高賞に輝いた岳陽中の企画を具体化させ、市外の人に福島の現状を知ってもらい、市民も地元の魅力を再発見するルートを一緒に練った。市役所を訪れ小林香市長に売り込むなど積極的に活動した結果、市の協力でツアーが実現した。
 生徒が案内役を務めるため夏休み期間を実施日に設定した。県産モモ「アカツキ」を味わえる観光果樹園や、涼しい浄土平を組み込み、夏の福島が満喫できる行程にした。共選場見学では東京電力福島第一原発事故後、安全性をしっかり検査した後に出荷していることを参加者に説明する。
 ポスターは生徒の手作り。岳陽中2年の渡辺美桜里さん(14)、山貝翠来さん(13)がツアーで訪れる果樹園や吾妻連邦の自然をイラストで表現し、両校生徒の写真を付けた。
 コースを紹介する動画も作成した。同協会のホームページで公開する。出演した福島二中2年の岡部真林さん(14)、高橋優実さん(13)、武藤昌大さん(13)は「活動を通じて福島が大好きになった」と口をそろえる。
 同協会の高橋康観光振興担当部長(45)は「盛りだくさんの企画で喜んでもらえるはず。季節ごとにプランを展開できれば」と継続を視野に生徒の発想に期待を寄せた。

■参加者を募集
 福島市観光コンベンション協会は8月2、3の両日に実施するバスツアー「夏の福島体験プログラム」の参加者を募集している。
 JR福島駅西口発着。宿泊先は土湯温泉の山水荘で1泊2日、4食付き。旅行コースは【図】の通り。料金は1人当たり中学生以上が4人1室利用で税込み1万4800円、3人1室利用で1万5800円、2人1室利用で1万6800円。小学生はそれぞれ2000円引き。未就学児は応相談。
 定員は約30人で先着順。25日まで受け付けている。問い合わせは同協会 電話024(531)6432へ。

カテゴリー:2016 福島市

「2016 福島市」の最新記事

>> 一覧

59市町村応援プロジェクト 2016の最新記事

>> 一覧