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鎮魂の灯守り継ぐ 仲間と共に思い熱く 本町青年会 関根聖さん 34 16日浅川の花火

浅川の花火の打ち上げ準備に当たる関根さん(右)
 「慰霊の花火を後世に伝えたい」。浅川町の本町青年会中老の関根聖(たかし)さん(34)は16日の「浅川の花火」を迎え、思いを強くしている。花火を主催する本町、荒町の両町青年会員16人の中で最も活動歴が長い。東日本大震災など幾多の逆境に負けず300年余にわたり継承してきた鎮魂の灯を、今年も仲間と共に守り継ぐ。

 関根さんは21歳の時に本町青年会に入り、活動するうちに強い責任感を抱くようになった。命が突然奪われる震災を経験し、「後で悔やむより、今できることを頑張らなくては」と感じた。震災の翌年、いつか継ごうと思っていた家業の老舗菓子店伊勢屋で働き始め、青年会長にも就任。2年間にわたり会長を務め、花火の成功に心血を注いだ。
 16日は午後7時から、約3200発を町内滝輪地区から打ち上げる。震災以降続けてきた慰霊プログラムは「東園の瑠璃光」と銘打ち、人々を苦しみから救う薬師如来の瑠璃光を想起させる2尺玉などを披露する。
 「亡くなった人を供養する気持ちを大事に実施したい」。15日、打ち上げに懸ける思いを胸に、会員やOBと共に準備に汗を流した。
 本町青年会長を務めた父秀夫さん(65)を含め、先祖は代々、花火に関わり、青年会を卒業した後も運営を支えてきた。「OBになっても後輩を助けたい」。お盆の慰霊花火は、これからも夜空を彩り続ける。

カテゴリー:2016 浅川町

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