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町、おが粉工場整備へ 菌床シイタケの栽培促進 町産木材利用

新たにオープンした「ミネラル野菜の家」。西会津町は農林産業の振興に力を入れている
 西会津町は全国的に高い評価を受ける菌床シイタケの栽培促進に向け、菌培養に必要な「おが粉」を町産木材で生産する工場の整備を計画している。町内の農家に安価で供給する狙いがある。年内にも検討委員会を設け、森林資源などの調査を始める方針だ。

 町内には約10軒のシイタケ農家があり、おが粉は主に県外から購入している。工場が完成して生産が始まれば、輸送コストが減り生産農家により安い値段で販売できるようになる。原料となる木材を確保するため間伐が行われ、町の面積の8割超を占める森林の有効活用と保全にもつながると期待される。原木伐採時、おが粉加工時など複数回にわたり放射性物質検査を実施し、安全性を確認していく。
 平成26年の西会津産シイタケの生産量は約50トンで、県内有数の生産地となっている。さらに、全国的な品評会で最優秀に輝くなど高い品質を誇っている。東京電力福島第一原発事故による風評で一時、生産は落ち込んだが近年は若手農家を中心に出荷量は回復しつつある。
 町は森林資源の調査費などに地方創生加速化交付金を充当する方針で、約2000万円の交付を内閣府に申請している。工場の完成時期や供給量などは今後、決定する。伊藤勝町長は「早期に工場を整備し、西会津産シイタケを多くの人に届けたい」と話している。

■農林業従事希望者向け住宅整備検討
 西会津町は、農林業従事希望者向けの住宅整備を検討している。道の駅にしあいづの隣接地に新施設「ミネラル野菜の家」をオープンさせるなど農林産物の生産振興に力を入れている。

カテゴリー:2016 西会津町

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