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教諭らフィンランド派遣 磐梯町が11月

 磐梯町は11月、町内の幼稚園と小中学校の教諭ら6人を教育先進地といわれるフィンランドに初めて派遣する。現地で授業の進め方などを学び、指導力の向上につなげる。さらに、町が取り組んでいる幼小中一貫教育の学習プログラム作りに成果を生かす。来年度以降も事業を続ける方針で、優れた人材育成に向けた態勢を強化する。
 派遣団には田中靖則町教育長をはじめ、幼稚園教諭、小学校教諭2人、中学校長、中学校教諭の計6人が参加する。11月7日から13日まで、首都ヘルシンキから北西約60キロにあり、磐梯町とほぼ同じ規模の自治体「カルッキラ」を訪れる。
 一行は現地の幼稚園・保育所、小中学校、教育委員会を訪問する。妊娠期から就学前までの子育て支援「ネウボラ」に基づく幼児教育、幼稚園・保育所から小学校、小学校から中学校への切れ目ない教育の仕組みを学ぶ。教職員との対話を通し、家庭との連携の在り方も探る。
 町は平成16年度から幼小中一貫教育を実践し、幼稚園からの英語教育などに力を入れてきた。来年度中に保育所の所管を町こども課から町教委に移す方針で、派遣の成果を踏まえ幼児教育の一層の充実を期す。
 町は国に教諭の派遣先の選定などで協力を求めてきた。内閣府の仲介で今年3月、五十嵐源市町長が、訪日したサウリ・ニーニスト大統領と懇談し、構想が実現した。県教委によると、県内の市町村が管内に勤務する教諭を海外研修に送り出すのは極めてまれだという。
 フィンランドは経済協力開発機構(OECD)が3年ごとに実施している学習到達度調査(PISA)で常に上位の成績を収めている。「平等な教育」を重視し、学費は就学前教育から大学まで全て無償。義務教育期間は教科書や文房具、給食も無料となっている。

カテゴリー:2016 磐梯町

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