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白河・東に交流カフェを 地域おこし協力隊員 大石秀敏さん 12月開店へ奔走 空き店舗で準備

憩いの場となるカフェのオープンに向けて準備を進める大石さん
 白河市東地区で活動している地域おこし協力隊員の大石秀敏さん(63)は地域の交流人口拡大に向けた取り組みに力を注いでいる。12月に空き店舗を改装して幅広い世代が集うカフェを開店しようと奔走している。

 広島県江田島市出身。東京で勤めていた食品製造会社を退職後、残りの人生を協力隊活動に注ごうと決意。今春、妻のさなえさん(63)と一緒に住まいを東地区に移した。
 生活を続ける中で空き家や空き店舗の存在に気付いた。雑草が生い茂り、家財が放置されたままの家屋もあった。その中に東日本大震災前はカフェだった空き店舗の話を聞いた。震災後にオーナーが県外に避難したため閉店していた。
 「ここにカフェを復活させて交流の場にしよう」。早速行動に移し、所有者の許可を得て店舗周辺の草刈りから始めた。
 単なるカフェの運営に終わらせるつもりはない。地元の農産物を使った弁当を作り、観光客向けに歴史や文化の情報を発信する。移住希望者には空き家情報などを説明し、定住人口の増加につなげる夢を描く。
 当面はさなえさんと2人で営むつもりだ。「協力隊とカフェは両立する。運営に向けて協力者も募り、住民の理解を得ながら地域の魅力を伝えたい」と意気込む。地元の野出島地域活性化プロジェクト会長の本宮直さん(69)は「東地区には気軽に集える憩いの場はなかった。地元の住民が見落としてしまいがちなところに着目した活動を今後も続けてほしい」と期待している。

カテゴリー:2016 白河市

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