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安積開拓、疏水で誘客 東京五輪視野 日本遺産ツアー 来年度から

 郡山市は猪苗代町などとつくる日本遺産プロモーション協議会の事業で平成29年度から大手旅行代理店と連携し、日本遺産「未来を拓いた『一本の水路』」(郡山市・猪苗代町)を巡る観光ツアーを売り出す。初年度は首都圏など国内向け、30年度から外国人観光客向けに拡大し、32(2020)年の東京五輪・パラリンピックへ誘客を本格化させる。今年度中に日本遺産を案内できるボランティアガイド約50人を育成する。

 日本遺産は安積開拓や安積疏水開削事業などがテーマで、ツアーは早ければ来年4月にも始める。現在、周遊ルートづくりを進めており、今年4月に文化庁に認定された日本遺産のストーリーを構成する市内の沼上発電所や開成館、猪苗代湖の会津地方側にある十六橋水門などを巡る行程を想定している。
 日帰りや1泊2日など各種コースを検討しており、1泊2日のコースでは郡山市の磐梯熱海温泉などでの宿泊を予定している。
 ボランティアガイドは年内に講習を始める。安積開拓・安積疏水関連の場所を案内する既存のボランティア団体を中心に希望者を募る。
 今年度中に案内板を各所に設けるほか、29年度以降からパンフレットの多言語化を進める。東京五輪・パラリンピックでは、大会組織委員会が追加種目の野球・ソフトボールの予選の一部県内開催を承認した。期間中は多くの外国人観光客が県内を訪れるとみられ、市は32年度までに訪日外国人の受け入れ態勢を整え、誘客を本格化させる。
 国土交通省東北運輸局によると、今年1~8月の県内の外国人延べ宿泊者数は4万4600人で前年同期(2万6430人)の約1・7倍となり、伸び率は東北で最高となった。一方、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生前の平成22年1~8月の外国人延べ宿泊者6万1210人と比べると7割程度にとどまっている。

カテゴリー:2016 郡山市

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