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来春にも滝桜サミット ふるさと納税 町、使途に「保護」追加

 三春町は来春にも国指定天然記念物「三春滝桜」の子孫木を寄贈・提供した国内外の市町村や団体を招いた「滝桜サミット」(仮称)を町内で開催する方向で検討している。ふるさと納税の使途に新たに「滝桜の保護」を加え、地域が誇る宝を後世に伝える輪を広げる。
 サミットでは日本三大桜に数えられている滝桜や国内外で育てられている子孫木の生育状況、地域資源としての活用法などの情報を共有しながら地域振興策に意見を交わす。環境との共生や自然保護の在り方も考える。
 町などが子孫木を寄贈・提供したのはブータン王国や米国、英国、台湾、ハンガリー、ポーランド、オーストリアの海外7カ国と、姉妹都市となっている岩手県一関市をはじめ東京都、京都府、大分県など国内の計40カ所に上る。鈴木義孝町長は「各地の滝桜所在地をネットワーク化して、末永く愛される機運を高めたい」と話している。
 ふるさと納税で「滝桜の保護」は来年1月に町の使途項目に追加する。滝桜の樹勢回復に生かす考え。協力者には通常の返礼品のほか、滝桜の観桜料(平成28年は1人300円)を無料にする計画で、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降に伸び悩む観桜客数の押し上げを図る。
 観桜客は東日本大震災前までは例年約30万人に上った。震災のあった平成23年は約15万人にほぼ半減したが、24年は約21万人、25年は約23万人に回復。しかし、天候不順などで27年は約18万人に落ち込み、28年は約14万5000人となった。

カテゴリー:2016 三春町

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