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星空で誘客 全国3位の名所 鹿角平天文台

澄んだ空気の中で天体観測が楽しめる鹿角平天文台
 鮫川村は平成29年度から、標高700メートルの澄んだ高原から星空が眺められる村内の鹿角平(かのつのだいら)天文台を拠点に"星の村"づくりを本格化させる。老朽化が進む望遠鏡を来年3月に更新するほか、6月に星空撮影会や村内の観光施設を巡るツアーを行う。村のホームページや会員制交流サイト(SNS)で紹介する観光動画も作り、全国に村の魅力を発信する。

 鹿角平天文台は、村の観光拠点の一つ・鹿角平観光牧場内の高台にある。環境省が実施した平成12年度の全国星空継続観測で「夜空の明るさが星の観測に適していた場所」として全国3位に輝いたことがある県内有数の天体観測の名所だ。
 望遠鏡の更新は施設が完成した平成2年以来初めて。国の地方創生加速化交付金を活用し、約600万円かけて新調する。
 6月のツアーは女性限定とし、牧場内のコテージに1泊して星空を眺めるプランを準備している。村の有志でつくる鮫川天文愛好会が一眼レフカメラなどを使った星空撮影を指導する。秋ごろにも家族連れや一般を対象に撮影会を組み込んだ村内周遊ツアーを行う。
 村によると、天文台は東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の影響もあり、来場者数は減少傾向にあるという。最盛期の平成10年ごろに年間1000人弱だった来場者数は27年度は約400人にとどまった。
 村が6月に実施するツアーを女性限定にする背景には、これまで子供会などが中心だった天文台の利用者層を拡大させる狙いもある。大楽勝弘村長は「村と天文台の認知度を上げ、交流人口を拡大させたい」と話している。

カテゴリー:2016 鮫川村

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